お知らせ

2021年1月22日

犬猫の病気「皮膚糸状菌症」

顔をかく犬

今回は犬猫で多い皮膚の病気「皮膚糸状菌症」をご紹介します。

この病気はあまりかゆみを伴わないため、脱毛やフケが増えたということで初めて気がつくケースが多いです。

皮膚糸状菌症が見つかりやすいのはペットショップやブリーダーから受け入れたばかりの子犬や子猫です。

また、この病気は犬猫から私たちヒトへも感染しますので、注意が必要です。

犬猫の皮膚糸状菌症の原因

真菌(カビ)の一種の皮膚糸状菌による伝染性感染症で、感染動物との接触や、汚染土壌との接触により感染します。飼い主さんにも感染することがある病気です。

犬猫の皮膚糸状菌症の好発種

若い犬猫、野良猫、ペルシャ猫、ヨークシャテリアなど

種類ではありませんが、ペットショップやブリーダーから受け入れた子犬や子猫も皮膚糸状菌症を持っているケースも少なくありません。

犬猫の皮膚糸状菌症の症状

頭部や手足の先に発生し、フケと発赤を伴う脱毛を示し、多くは円形で辺縁(フチ)に炎症が強調された紅斑を特徴とします。

皮膚糸状菌症の患者の写真
赤丸の箇所が皮膚糸状菌症の患部

皮膚糸状菌症の患者の写真
赤丸の箇所が皮膚糸状菌症の患部

痒みは軽度ですが、稀に強い痒みを伴います。

猫の皮膚糸状菌症では炎症が弱く、フケのある脱毛だけの時が多いです。

皮膚糸状菌症のあと、二次的に細菌感染を伴うと、患部が腫れたりや膿の排出が起こります。

また、発症の背景に代謝性疾患や薬剤、年齢が関与することがあります。

犬猫の皮膚糸状菌症の診断

皮膚の毛髪検査や皮膚搔爬(そうは)検査、真菌培養が必要です。

真菌培養キットに幹部の毛を乗せた状態の写真
真菌培養キットに患部の毛を乗せた状態
真菌が生え陽性反応がでた状態
数日で真菌が増え培地が赤く変化した(陽性反応)

犬猫の皮膚糸状菌症の治療

犬猫の皮膚糸状菌症の治療としては、おおよそ3つになります。動物病院によってはこれら以外の治療もする場合もあるかもしれません。

環境の洗浄化というのは、例えば、掃除がされていない居住環境やたまたま人が皮膚糸状菌症にかかっていて、その部分とワンちゃん、猫ちゃんが接触することで感染するケースがあります。

そのため、居住環境の清掃やそもそも皮膚糸状菌症の病原体自体を持ち込まないように清潔にする必要があるということです。

また、治療に反応はしても、効果がゆっくりとしか現れずに、治療が長期戦になるケースも少なくありません。

獣医師からのコメント

わんちゃん、猫ちゃんにカビの一種が感染することで起こります。ペットショップから来たばかりの子や、保護した野良猫ちゃん、外に行く猫ちゃんで比較的多く見られます。

この皮膚のカビは人にも感染することがあるので、早期発見し、適切な治療と環境の清浄化が重要になります。

初めてわんちゃん、猫ちゃんを迎える飼い主さんは一度皮膚の状態を病院で確認してもらうことをお勧めしています。

今、わんちゃん、猫ちゃんを飼っている飼い主さんも、ワンちゃん、猫ちゃんの顔や耳、足先にフケがないか確認してみてください。

このコラムで書いたような症状や自宅へ子犬や子猫が来たばかりという方は、一度、動物病院へお気軽にご相談ください。

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