犬猫は、人間のように汗をかかないということで有名ですが、実は耳や肉球などでは皮脂を含む汗をかいています。なので、人間と同様に暑い季節によく汗をかきます。
また、皮膚の上には皮脂を好み炎症を引き起こす「マラセチア」という菌がいます。よく汗をかくことで皮脂が増え、マラセチアが増えることにより炎症が起き、それに伴いかゆみが発生し外耳炎となります。
耳ではなく首をよくかく、頭を振る回数が増えたということで来院し、そこで初めて耳の中の変化に気づくことが多いです。
耳の匂いが独特な脂が酸化したような匂いがしはじめたら何か変化が起き、外耳炎になっている可能性があります。
耳垢の色は通常では人間の耳垢のように薄黄〜黄色、外耳炎が進行すると耳垢の色が褐色・茶色・黒色に変化します。見た目でもわかる場合がありますが、見た目の変化が起きている場合はすでに外耳炎が進行している可能性があるので、動物病院で耳の中を診てもらいましょう。
自宅で日常的に出来るケアとしては、2週間に1回くらいの頻度で、左右の耳の「匂い」と「色」をチェックをしてあげましょう。外耳炎の早期発見につながります。
また、すでに外耳炎を発症している場合、点耳薬をやめたらかゆみが戻る、足先や股をよくかいたり気にする場合は、別のかゆみの原因があり、二次的に外耳炎が発症している可能性があるので、そういった方は一度動物病院で相談してみてください。
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